子ども出版/髙木いさお
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子育てと暴力について
力ずくで押さえ込めるのは表層部でしかないのだから
暴力は決して本当の平静を実現するものではないのです
暴力で押さえ込んだものはいつか噴出してくるから
それを押さえ込むには
継続的に暴力を使うしかないし
さらに大きな暴力を必要とするようになることも多いのです
だから
子どもに暴力を振るってしまったら
それが初めてでも
必ずすぐに誰かに相談してください
子どものことが可愛がれないのなら
二人きりじゃなくて
複数の親子で遊ぶ時間をつくってほしい
そしてそこで
我が子だけじゃなく
すべての子どもの笑顔をしっかり見てください
子どもの笑顔の可愛さと素晴らしさをたっぷり見てください
子どもの世話が大変なら
一人で世話をしないで
誰かと協力してやっていってほしい
子育ては面倒なことも多いのだから
面倒だと思う自分を責めないで
誰かの協力を求めてください
どんなときも
子どもの体や心を傷つけることは
絶対してはいけないことですよ