某日>愛媛県松山市の女性読者からお手紙が届きました。以前からの読者の方なので秋の写真展のご案内ポストカードをお送りしたところ、うれしいお手紙をくださったのです。残念ながら事情があって写真展には来ていただけないのですが、ご自身やご家族のことで僕に重なることが幾つもあることを知らせてくださったのです。そして12月に5歳になる現在4歳のお孫さんが、『こどものためにあいうえお』がお気に入りみたいで何度も何度も読んでおられることも書かれていました。
と、これだけでもすごいうれしいお手紙なのですが、まだあったのです。それは最後の一文でした。
「私はしじん月記が楽しみです。」これは必殺技です。真空とび膝蹴りです。心羽交い締めです。「参りました!」、と心で言いました。
2004年9月から始めた『しじん月記』は、2009年9月から2010年6月は休養のために休み、2015年11月から2020年2月の約4年間はネット被害などのショックで休みましたが、今読んでいただいている10月の月記で20年目に入ります。詩人としての活動記録でもあり私人としての備忘録でもある月記として書いていますが、これを読むことが楽しみであるような方がいらっしゃるとは考えたこともありませんでした。もちろん公開文章なのでどなたかに読まれることを想定して書いています。時には心から訴えたいことを熱く書くこともあります。でも、読まれた方が楽しみにされるようなものとは全く考えていませんでした。ですから、すごく驚きながらすごく喜んだのです。
ということですが、「これからのしじん月記は変わります!」というようなことは全くありません。今まで通りの月記を元気で書ける間は書いていきます。これからもよろしく!
某日>能率手帳という手帳を50年ほど前から使ってきました。日本能率協会という会社は70年以上『能率手帳』という商品を販売しているようです。20代の僕は、ポケットサイズの能率手帳をいつもベストのポケットに入れて活用していました。
手帳が大好きな僕は、30代の半ばには自分でA6サイズのシステム手帳を作りました。実用新案として登録し、販売を試みましたが失敗に終わりました。そのような時期などは能率手帳を使っていませんでしたが、2000年頃からまたA5サイズの能率手帳を使い始め、ある年からB6サイズの能率手帳を使うようになっていました。
そんな能率手帳使いの僕が先日、書店さんへ来年の能率手帳を買いに行ったら日本能率協会の各種手帳は沢山並んでいるのに肝心の能率手帳B6サイズが無かったのです。日を改めて別の書店さんへ行っても無かったので、日本能率協会へ電話しました。その電話に対応した女性から、能率手帳B6サイズは2023年版で終了したと言われました。
「小型版から始まってA5サイズB6サイズと展開した能率手帳は、日本能率協会の看板商品です。その看板商品であり、会社の歴史とも言える能率手帳をB6サイズだけだとしても廃番にするのは間違っています。長く使われて愛される手帳としての日本能率協会の能率手帳は、他の手帳とは異質の存在です。そのことを理解できない日本能率協会なら長年のユーザーの信頼を失っても仕方ないですね。残念です。」とお伝えして電話を切りました。
某日〉先月の月記で、「この秋の写真展のために8種のポストカードを制作しますが写真展終了までは非公開にします」というようなことを書きました。しかし、写真展ではポストカードの販売はできないので、簡単に買っていただけるようにホームページから購入できるよう準備しています。となると写真展に来られた方が好きなポストカードを買いたいと思われたとき、「8種だけは写真展終了後にしか販売リストにアップされないから買えません」では駄目なのではないか、ということになりました。
というわけで用意ができ次第、8種も合わせた今ある36種すべての『詩と写真のポストカード』がホームページから購入できるようにします。ぜひ、ホームページの中の項目「詩と写真のポストカード」をクリックして、お好きなポストカードを購入してくださいね。
1枚150円ですが税込み165円になります。そして購入は4枚単位でお願いしますが、同じポストカードを複数枚買うのももちろん可能です。送料は税込み100円ですが、税込みの購入金額1300円以上で送料無料なので、2セット8枚購入していただくと税込み1320円なので送料無料になります。ということで2セット以上での購入をおすすめします。