2022年11月

某日>残念な話です。11月の出来事ではありませんが11月につくづく思ったことです。僕は子どもの健やかな心身の成長を願っているので、先生と呼ばれる教育者へ向けて多くの詩を書いています。それらの詩で編んだ詩集も2冊出版しています。2008年の『子ども大好き!! 四つの力を育てよう』と2016年の『教育詩集 子どもの毎日の笑顔のために』です。まず沢山の先生に読んでいただき、先生から保護者に広がっていくことを願っていました。ですから、それなりの冊数を僕からと子ども出版から先生方へお送りしました。ところが願い通りの広がりはありませんでした。
 でも、子どもたちの幸せを考えると先生方に読んでもらって活用していただかないと駄目なのだと今も思っています。
 ということで、この夏に出版したベスト詩集『愛する心に優しい花が咲く』を僕はある小学校へ持参して、「子どもたちのために活用してください!」とお願いしてきたのです。9月初めのことでした。
 校長先生とPTA役員さん用に各1冊、全先生用に員数を考慮して1週間ごとの回し読みをして1カ月間で全員に読んでいただける冊数を合計して、校長先生に詩の説明などをした後、他の資料なども併せてお渡しして帰りました。
 その日から約3カ月が過ぎても全くの無反応なのです。詩集を出版するようになって20年になりますが、先生からの反応は時々あるのですが、期待している50分の1もないと思います。
 僕が詩を書いているのも、子ども出版が僕の詩集を出版しているのも子どもたちの毎日の笑顔を願ってのことです。同じように子どもたちの毎日の笑顔を願っている先生はどこにおられるのでしょうか?

某日>かつて3度訪れて「お手頃価格で美味しい」と思っていた店へ添人(そいびと:妻)と行きました。今までよりランク上のコース料理にしたのですが、「あれっ、こんな味⁉︎」と感じました。たまにあるのですが、美味しかった店や美味しかった食べ物が味を落としたときはすごく残念です。がっかりして店を出ました。

某日>ロルバーンのミニ手帳が気に入り、これを常備手帳にしようと思って2冊購入して使っていたのですが、今はレイメイ藤井の『ダ・ヴィンチシステム手帳』のポケットサイズのミニ6穴に買い替えて使っています。横のサイズはほぼ同じですが、縦が20ミリ長くなりました。
 ここ何年かは、詩が浮かんできた時のメモをスマホにすることが多かったので、常備手帳は小さくてもいいかなあと最初思ったのでした。ところがそう思ってミニ手帳を使いだしたら、詩を書くのには行が足りないのです。じゃあスマホで、と思って詩を入力したら、何か違和感を感じてしまったのです。少し前まではスマホ入力で書いていたのに不思議です。
 なぜかボールペンを使って手書きしたくなっていたのです。そこでパイロット社のミニ6穴のB7スリムバインダー手帳を購入して使い始めました。安価だし、全体のサイズ的には良かったのですが、リフィル(用紙)を綴じる金具が8ミリ径と小さ過ぎる上に開け閉めがしにくかったのです。
 そんなこんなでいろいろ探して検討して、綴じ金具が11ミリ径のダ・ヴィンチのミニ6穴手帳にしたのです。金具はクラウゼほど良くはないのですが、外装が本革で手に馴染むのが気に入っています。しばらく使っていなかったパイロットの筆記具スリム2+1(黒と赤の2色ボールペンと0.5ミリのシャーペン)の黒インクを青インクに換えて手帳のペンホルダーに挿し、時々浮かんでくる詩の断片をメモ書きしています。
某日>詩集『愛する心に優しい花が咲く』を持ち寄っての読書会をしました。3人でランチをした後、読書会を始めましたのですが、最初にお互いが選んだ大好きな詩ベスト5とプラス5の計10編のタイトルを書いたメモ用紙を見せ合いました。
 そして「選ぶ詩が全然違うね」などと話しながら進行役を決め、進行役の左隣の人から時計回りでベスト5より選んだ1編の詩を朗読して、その詩のどんなところが大好きなのかを説明したのでした。次々と繰り返していきますが、できるだけ先の人が朗読、説明していない詩を朗読、説明することにして進めました。説明に対して質問したり自分の感想を述べたりして楽しい時間を過ごしました。
 『愛優』(詩集の略称です)には120もの詩が入っているので、選ぶ詩の重なりが少なくなるし、他者の説明を聞いて多くの詩がより深く理解できて好きな詩が増えるはずです。加えて、選ぶ詩や説明で友人知人の新たな面に気付かされるのも有意義だと思いました。
 ぜひ読者の多くの方に読書会を体験していただきたいと思っています。本当に楽しいですよ!

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