某日>ネットで長崎県西海市立ときわ台小学校の校長先生が、学校通信に僕の詩「上手になるより」を載せてくださっているのを発見しました。すぐに子ども出版から校長先生へ手紙と詩集を送ってもらったら、丁寧なご返事をいただきました。
今までに沢山の先生に詩集をお送りしましたが、本当にいろんな先生がおられます。恐縮するほど丁寧な令状やお電話をくださる先生もいらっしゃるし、要らないからと返送もしないし届いたことを知らせることもしてこられない“無反応先生”も少なくないのです。
生徒たちに、きちんと挨拶や返事をすることを教えているはずの先生なのに恥ずかしくないのだろうか、と思うのです。
でも時々、このたびのような誠実な先生がおられるので、子どもたちの幸せのためにこれからも先生に詩集をお送りしていきます。
某日>僕の小学5年6年の担任だった恩師の金子好子先生が84歳になられました。小学校の校長で定年を迎えた金子先生は、短大の教師として70歳まで勤められました。
詩人となって、子どもの幸せのために努力している僕のことを、物心両面から応援してくださっています。
金子先生がいつまでお元気でおられることを、いつも願っています。
某日>僕の『教育詩集 子どもの毎日の笑顔のために』という詩集は、まず現場の先生、そして教育関係者に読んでいただきたいと思って編みました。
ところが発行して5年になりますが、先生からの反応がほとんどありません。
「残念だ!」と言って済ませられないのは、子どもたちの幸せのためにはこれでは困るからです。
タイトルを『子どもの毎日の笑顔のために』ではなく、前に“教育詩集”と大きく入れたのは、先生はじめ教育関係者にまず広がり、そこから保護者へそして若者やすべての人々へと広がることを願ったからでした。
“教育詩集”という言葉に反応するような先生があまりに少ないことに驚くこの5年間でした。
でも僕は、子どもたちの幸せのために諦めることはできません。これからも、すべて子どもたちの笑顔のために詩を書き、詩を届ける努力をし続けていきます。生きている限り。