某日〉 カメラのレンズを買った。パナライカ15㎜F1.7だ。パナライカというのは、パナソニック製だが、ライカの基準をクリアしてライカから認承されたレンズのことなのだ。僕がツイッターでアップしている写真を撮っているのがiPhone6なので、その画角29㎜とほぼ同じ30㎜としての使用になるレンズだから、前から購入を検討していた。ライカ基準というのはどうでもよかった。パナソニックレンズ内での高品質レンズである“Xレンズ”で充分だったのだが、残念ながら15㎜はパナライカしかなかったのだ。4万円以上の価格のため長い検討期間を要したが、買って良かったと実感できるレンズだった。何より絞りリングが付いているレンズだったことが最高だ。フィルムカメラ用のレンズには当然だった絞りリングが、デジタルカメラ用のレンズでは省略されている方が多いのだ。カメラ本体で絞り調整はできるが、やはりレンズ側でする方が楽だし、楽しいのだ。絞り優先で撮ることの多い僕のメインレンズになりそうだ。
某日〉 8月25日から始まった腰痛が、1ヵ月を経っても治らない。やっぱり原爆ドーム前での4日間の詩の配布が一番の原因だと思う。心身への負担が61歳の僕にはきつかったのだろう。それ以外でも、添人の体調が良くないことが僕への負担増になっているし、詩を書くことを中心に据えて思うように生活したいということが少しも実現しないことへのいら立ちも重なっての腰痛だと思うのだ。心身のストレスを大きく軽減してくれるようなことは全くないが、小さな喜びを大切にしながら何とか毎日を過ごしている。
某日〉 今一番新しい僕の詩集は、2012年に飛鳥新社から出版された『愛することと優しさについて』だ。2009年には子ども出版から恋愛詩集の『らぶそんぐ』を出版したが、子ども出版というミニミニ出版社では次の詩集を出版する力がもうなかったのだ。そこで飛鳥新社へそんな事情も説明して、新しい詩も入ったベスト詩集として出版していただいた。その詩集がバンバン売れたら次々と詩集を出せる、と思っていたが、4000部近くは売れているがバンバンとは売れていない。そんな中で子ども出版創立10周年を今年の6月に迎えたのだ。初めてのポストカードを作り、子ども出版のマークを作り、広島へ行って原爆ドーム前で平和のための詩を配布した。でも、何か足りないと感じていた。子ども出版はすべての子どもの毎日の笑顔を実現するために頑張る出版社なのだ。いじめも自殺も虐待も一向に減らない現状に対して、10周年を迎えた子ども出版としては、原点に帰って子どもの幸せのために詩集を出すべきなのではないだろうか。ということを考え、詩集を作るためのお金を準備するより先に、子どもの笑顔のための詩集を作り始めた。『教育詩集 子どもの毎日の笑顔のために』という詩集をすべての先生とすべての保護者に向けて出版するつもりだ。応援よろしくお願いします。