「自ら背負う」
自ら背負う
という自覚のない人間は
背負っているものに責任を持たない
初めは
与えられようと任されようと
頼まれようと押し付けられようと
「はい」と答えて始めた限り
自ら背負う
という意志を持って自発的に行動するしかない
僕は
自ら背負う
ということをしない人間は
人間として成長しない
と思っています
僕が背負っているものは、誰かに背負わされたものではありません。自分が好きな詩というものを自分が書けるということに感謝しながら、その詩ですべての子どもと誠実に生きようとするすべての大人のために役に立とうとしています。
誰に頼まれたこともないのですが、これが僕の人生の仕事だと思っています。
そしてそのことを理解し、僕の詩を書くという仕事を支えてきてくださった幾人かの人と熱心な読者の方々のおかげで、今までに8冊の詩集が出版できました。編集工房ノア社からの初めての詩集は自ら絶版にしましたが、現在も7冊の詩集が現役です。(絶版にしたノア社の『詩集・愛することと優しさについて』さえ、ネットなどで中古本が購入できます。)
僕は、自分のために頑張れる人間ではありません。誰かのために、誰かの笑顔のためになら頑張れるのです。
これからの残る人生も、自ら背負っている“すべての子どもと誠実に生きようとするすべての大人の幸せのために詩を書く”という仕事をし続けていくつもりです。