2月1日に、兵庫県の猪名川町で講演をしてきました。
猪名川町での講演は、昨年秋に続いての2度目です。今回は、PTA連合会のフォーラムで、基調講演と質疑応答を合わせての約2時間、170名以上の参加者に向けてお話をしました。
演題は『愛することと優しさについて』ということで、子育てや教育に関する話が中心でした。そして、基調講演の最後には、東日本大震災の話をしてから「東北へ届けよう!」をアカペラで歌ったのです。(正しくは、ア・カペラだそうです)
飛鳥新社発行の詩集『愛することと優しさについて』に歌詞として入っている、この「東北へ届けよう!」は僕が作詞作曲をした歌です。出版された時に僕は、「 きっとこの詩集が全国で売れに売れて、全国の方々がこの歌に関心を持ってくださるだろう!」と想像していたのですが、なかなか思い通りにはなりませ ん。そんな広がらない歌をぜひ聞いていただこう、と思わず歌ってしまったのです。
ところがこの歌が好評で、何人もの方が感想文に「よかった!」と書いてくださいました。(この月記を書いている時点では、Youtubeへアップしたり、NHKへ話を持っていこう、などのご提案をいただいているほどです)
歌の反響だけではなく、講演全体についても沢山の方から好評をいただきました。約170名の参加者だったのに、約80名の方が感想アンケートを書いてくださったのです。そしてそのすべてがすごく好意的な感想でした。ですから講演後の詩集販売では、30名ほどの方が詩集を買ってくださいました。2つ以上の詩集を買ってくださった方も幾人かおられました。
以前は、「詩さえ広がればいい。僕は目立ちたくない!」ということでお断りしていた講演ですが、こんな素晴らしい体験もできるのだ、と感動しました。僕が感動したように感動してくださった参加者が何人もおられたから、あんな素晴らしい講演会になったのだと思います。
参加してくださった皆さんとスタッフの皆さんに心から感謝しています。ありがとうございました。