2003年12月に、初めての詩集『詩集・愛することと優しさについて』を出版しました。あれから10年目の今年、今回の詩集が出版されました。新しい詩集は、僕の8冊目の詩集で、飛鳥新社から出版していただきました。
発行日は2012年5月5日になっていますが、4月25日に書店へ配本されました。5月5日の「子どもの日」を発行日にしてくださったのは、編集者のAさんだと思っています。すべての子どもたちの毎日の笑顔を願っている僕の詩集だから、その日を発行日にしてくださったのでしょう。
今、目の前に新しい詩集『愛することと優しさについて』があります。おしゃれで上品で美しい詩集に仕上がっています。軽装で携帯しやすい詩集ですが、中身は内容ぎっしりで重量感のあるものです。でもその重量感は、この詩集に人生というものを考えるための詩が沢山入っていることからくるのだと思っています。きっと、人生というものの重さがこの詩集の重さになっているのでしょう。
僕は、人生の重さというものを、重苦しい大変なものとは考えていません。「軽く扱ってはいけない大切なもの」と考えています。どうか、自分の人生も他者の人生も軽く扱わないで大切にしてください。そのために、そんな生き方をしていただくために、僕は『愛することと優しさについて』という詩集を編んだのです。ぜひ、いつもこの詩集をそばに置いて、何度も何度も繰り返し読みながら「楽しい人生、最高の人生」を送ってくださいね。
実は僕も、毎日この詩集の何篇かを読み返しながら、愛することと優しさについて考え続けています。