2012年12月

~本格的な歌番組を放映してください~

 

 2、3年前からでしょうか。「夢のコラボレーション」などと言いながら、有名な歌をその歌を持ち歌にする歌手と別の歌手とで歌う、ということが多くなりました。本当に多いのです。 歌番組『ミュージックフェア』がそのトップランナーでしょうか。ですから、ミュージックフェアをほとんど観なくなりました。
 「夢のコラボ」というのが文字通り成立するのは、オリジナルと並ぶほどか、それ以上の歌唱である場合だと思うのです。ところがそんなコラボを聞くことはほとんどありません。それなのに、番組全部がコラボ歌唱というのさえよくあるのです。
 歌番組を企画されている方々にお願いします。僕だけではなく、多くの視聴者が、安易なコラボより持ち歌を熱唱する歌手を観たいのです。ドラマやドキュメンタリーだけではなく、歌番組でも本格的なものが観たいのです。
 「隠し芸大会」のような雰囲気の歌番組で、歌手同士が遊んでいるのを観るのもごくごくたまにはいいでしょう。でも、歌手同士が雑談などせずに、互いの歌唱に聴き惚れているような歌番組が観たいのです。そう思っているのは僕だけではないと思いますよ。

 

~12月雑感~

 

☆僕の2012年を振り返ります。飛鳥新社から『愛することと優しさについて』でメジャーデビューできました。僕の予想では、年内に大ブームが起きているはずだったのですが、現実は静かな生活が続いています。ただ、静かではありますが、全国の読者の方々がブログで紹介してくださったりしています。きっと2013年には大きな動きが始まって、沢山の皆さんに僕の詩が届くと思っています。

☆2012年の僕のベストワンは、僕の詩集を出版するために子ども出版を立ち上げてくれたTちゃんが、子ども出版に帰ってきてくれたことです。子ども出版は、ずっと赤字のミニミニ出版社ですが、生みの親の彼女が帰ってきたので、何とか続いていきそうです。今度は育ての親として、小さなままでいいので読者を大切にする誠実な出版社に育て上げてくれることを願っています。

☆2010年は、アメリカのテキサス州の日本語スピーチコンテストの中級課題詩に僕の「誠実について」が選ばれました。2011年は、広島市のマツダスタジアムでの広島対巨人戦の試合前セレモニーで、僕の「8月6日」が朗読されました。2012年は、飛鳥新社から『愛することと優しさについて』でメジャーデビューしました。2013年は、いったい何が起こるのでしょうか?

 

 

 

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