2011年3月

~東日本大震災の詩4篇~

 

 こんな災害が、こんなに大きなこんなにひどい災害が、日本で起こるとは考 えていませんでした。阪神淡路大震災より大きな災害はもう無いだろう、と思っていたのです。ところが、大地震、大津波、原発大事故の三重災害です。一つで も大災害なのに、それが三つ重なって起こったのです。
 つけっ放しのテレビの映像を、5日間くらい見続けていたと思います。気が付 くと、そんな間に何篇かの詩を書き上げていました。
 僕はすぐに、被災された皆さんやそんな皆さんを支えておられる皆さん、そし てこれから支えようとしている皆さんに向けて書いた詩を、「東日本大震災の詩」としてネット発信し始めました。そして3月17日には、テキサスの日本語教師 のM さんへ、「東日本大震災の詩4篇」として送信し、世界中の皆さんに読んでいただきたい詩ですから、と広げることをお願いしたのです。
 4篇の詩は、東京のインターナショナルスクールやアメリカの高校、そしてイ ギリスのロンドン大学SOAS の授業で使われ、今も世界で動き回っていると思います。

 

 

 

『大震災の中で」

『涙する人』

『帰る家』

『こんなときに雪が降る訳が分からない』

 

 

 

 

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