天王寺の大型書店で『子ども大好き!! 四つの力を育てよう』の平置きを少し離れた所から見つけ、喜びながら近づきました。近くで見て驚きました。僕の本ではなかったのです。少し離れていたとはいえ、作った本人が間違うくらいだから、すごく似ていました。普通はカバーと帯は別の色にするものです。でも僕は、子どもの元気いっぱいの感じを出したくて、同じ黄緑色のカバーと帯にしました。その本は、『子ども大好き…』よりは少し濃い色ですが、よく似た色でカバーと帯を同じにしてありました。同じくハードカバーでサイズも同様の仕上がりです。僕の本は8月6日発行ですが、実際は7月半ばから書店に並び始めています。よく似た本は11月発行でした。著名人が書いたものを大出版社が発行した本でした。彼が書く本は今までも僕の詩集のそばで見ることが多いので、僕の詩集を置いてくださるような書店では、よく似た2冊が近く置いてある、ということになります。特に言うことはないのですが、あまり気分よい話ではありません。
12月19日は忘れられない日です。僕の初めての詩集が出版社から我が家に届いた日なのです。ちょうど5年になりました。この5年間、本当にいろんなことがありました。思い出しても泣きそうになることが沢山ありました。嬉し涙もありますが、悔し涙や情けない涙、そして悲しい涙を何度も流しました。そんな5年間に5冊の詩集を出すことができました。僕を支えてくださった身近な人たちと、僕の詩の愛読者の皆さんのおかげです。自分一人では、詩を作ることはできても詩集を出すことはできません。沢山の涙が混ざっている僕の詩集ですが、一番混合率の高いのは、希望や願いです。僕を支えてくださった人たち、愛読者の皆さん、そしてこれから直接間接に出会うすべての皆さん。そんな方々の幸せを願う気持ちが一杯詰まっているのが僕の詩集です。これからもそんな詩集を出し続けるつもりですから、読み続け支え続けてください。いつまでも仲良くしてくださいね!!