某日> 部屋の片付けをしていたら、添人と母との3人で行った広島旅行の写真が出てきた。1983年9月に、岩国、安芸の宮島、広島平和公園を回ったのだ。僕は他者をよく写真に撮るが、自分が撮られるのは苦手だ。撮る人とのタイミングが合わないから、いつも緊張してしまう。でも、出てきた写真の1枚(これしか僕は写っていない)は気に入った。添人が写してくれたもので、原爆ドームを後ろにして、いつものように少し澄まし顔の母と、斜め前方からの光をまぶしそうにしながら少し笑っている僕が肩を重ねて写っている。僕の写真展示室(トイレ)に飾ることにした。話はドンと進むが、2年か3年先に『ヒロシマ』か『ヒロシマ・ナガサキ』という詩集を出そうと思っている。この写真の時以来行っていない広島へ(もしかしたら長崎へも)5日か1週間くらい行って詩を書こうと思っているのだ。以前ホームページにも書いたが、僕にとって広島は大きな意味を持ち続けている。6月末か7月初めに出版される『愛することと優しさについて その2』も、発行日は8月6日になっている。合わせて4冊になる僕の詩集が売れないと、『ヒロシマ』が実現できないので、読者の皆さんよろしくお願いします。
某日> これまた先の話だが、来年にベスト詩集を出すことにした。『愛と優しさの教育学概論』というタイトルの詩集になる予定だ。既刊の4作品からの70篇くらいに、『愛することと優しさについて その3』に入れる予定の詩30篇くらいを合わせて、100篇くらいの詩集にするつもりだ。内容は、タイトルにあるように、教育にかかわる詩を集めて、それを教師、保育士、親の皆さん(それになろうとしている皆さん)に読んで考えてもらいたい、というものだ。子ども出版で始めてのハードカバーを予定している。いつも奥付を見ていただいている読者には気付かれていると思うが、出版予定はあくまで予定なので、どうなるかは出るまで分かりません。小さな期待でお待ちください。
某日> これは確かな話だ。昨年の秋から書き始めた『愛することと優しさについて その2』の原稿を、やっと印刷会社に出した。たぶん6月末から7月初めに書店に並ぶと思う。4作目になるが、今までの中で一番シンドイ作業の中で生まれた(少し先だが)詩集だ。100篇という量が、すごく重かった。『愛することと優しさについて』<携帯版>は127篇だが、これには14年間を掛けた。毎年30篇の詩集を出すことだって、簡単なことではない。それなのに100篇だ。本当に疲れた。でも内容には自信がある。自信のあるものにするためにヘトヘトになるまで頑張ったのだから。読者の皆さんの感想ハガキをお待ちしています。よろしく!