某日> 恩師のK先生から電話をいただいた。『愛することと優しさについて その2』の詩を仕上げるのを頑張っている話をしたりした。最後に先生から「私が生きているうちに全国区になってネ!」と言われた。先生は小学校の時の恩師で、本当に可愛がっていただいた。それなのに約40年も連絡しなかった僕に、再会したらすぐにこんな言葉を掛けてくださる。僕の詩集を沢山買って、いろんな方へ渡してくださっている。いつまでもお元気でいてくださることを祈りつつ、ヨシッ!と思った。
某日> 先月の8日から、次回作『愛することと優しさについて その2』の詩を仕上げ始め、43日目に187篇を書き上げた。A6判ノート5冊に書きためた下書きやメモを詩に仕上げるのだが、本当に疲れた。『愛することと優しさについて』のときには、43日間で76篇を仕上げた。その折、「たった43日間で76篇も仕上げるなんて、奇跡の43日間だ!」と言っていたのだ。それが今回は、まったく同じ43日間で187篇だ。自分ながら驚いている。前回もそうだが、今回も下書きなしで作り上げた新しい詩を10篇以上書いたと思う。新しい詩は突然生まれてくる。43日掛けてやっとノートをきれいにしたのだが、疲れ切ったその翌日にも新しい詩を作った。まあ次回作は、手元に仕上がっている237編から100篇くらい選んでの詩集になる予定だ。今年の8月6日が発行日になるが、7月中には書店に並ぶと思う。デザインは<携帯版>と同じだから、中身にわくわくしている。実は僕にも、4月上旬にならないと、どんな詩が入るか分からないのだ。愛読者の皆さん、この夏をお楽しみに!
某日> 先日仕上げた詩のパソコン入力が済み、『雲のある風景』の折に入らなかった詩と合わせた237篇がプリントアウトされてきた。いよいよ編集作業が始まるのだ。僕は万年筆などで詩を書き上げるので、活字(印字)になった詩を初めて見るこの時をすごく楽しみにしている。印刷所からの初稿ゲラを見る時の嬉しさが1番。出来上がった本を見る時が2番。そして、初めてプリントアウトされた詩を見る時が3番目に嬉しいのだ。詩を書き上げる作業は、今までのところは楽しみよりシンドイが正直な気持ちだ。でも編集作業は、シンドイ部分ももちろんあるが、楽しみながらやっていける。7月上旬に本を手に取るまで、大いに楽しみながら頑張るつもりだ。