某日> 子ども出版のHちゃんから聞いた話。残念なことだが、紀伊国屋書店梅田本店で売れるペースが落ちている。以前はフェアじゃない京橋店の2倍は売れていたのに、この夏頃からは京橋店の3分の1くらいになっている。『愛することと優しさについて』<携帯版>の数字なのだが、他の3作も同様だと思う。Hちゃんが京都ジュンク堂BALビル店の担当者から、「表紙を見せておいたらよく出る本ですね」と言われたそうだが、『愛することと優しさについて』はシンプルな表紙だが、確かに平置きされたら売れるようだ。梅田本店では、夏頃から4冊平置きが『その2』のみの平置きになっている。こちらはお願いする立場なので、書店さんに任せるしかないのだが、背しか見えない置き方は残念としか言えない。そこで読者の皆さんにお願いします。梅田本店でどんどん買ってくださいね。売れたらまた平置きになると思うので。
某日> 岡山県の美作高校で、僕の詩集を読み継ぐ「詩集のリレー、いのちのリレー」が始まって丸一年になった。『愛することと優しさについて』と『雲のある風景』の2作品を読んでもらっている。それぞれ、1年生と2年生の1年間で読んでもらうことになっている。『愛することと優しさについて』は約1100名、『雲のある風景』は約800名の生徒諸君に読んでもらったことになる。どんな風に読まれているのかは分からないが、きっといろんな時に開いてくれていると思いながら、「どうか多くの皆さんに、この詩は自分のために書かれた詩だ、と思う詩に出合ってほしい」と願っている。
某日> 大阪市立聖賢小学校の校長先生から、同校のこども新聞を送っていただいた。聖賢小学校では、全児童の皆さんに『こどものためにあいうえお』を読んでもらっている。校長先生がこの本を気に入ってくださり、活用していただいているのだ。新聞には、児童が校長先生に書いた感想などもあり、本当に嬉しく思った。いつか、この小学校に行って、子ども達に会ってみたいと思っている。
某日> 年末放送のFM番組にゲスト出演することになった。29日からの3日間、同じ内容を3度放送するらしい。いつも早口なので、ゆっくり話すことを心掛けたつもりだった。ところが放送を聴いたら、初めの方はゆっくり話していたが、終わり頃には早口になっていた。添人にその話をしたら、「次回からは、手に『ゆっくり話す』と書いておいたらいい」と言われた。番組の内容は、ホストとホステスのご両人が上手に話を引き出してくださったので、中身のある話になったと思う。沢山の方が聴いてくださり、詩集を読んでいただけたらと思う。
某日> 昨年は1年間で176本の映画を観たが、今年はちょうど200本だった。ということで、生まれてから観た映画が9632本になった。このペースなら2009年末には1万本を超えるだろう。1万本になったら、何か映画についての本を出したいと思っているのだが、詩集の予定があるのでどうなるだろうか。今の予定では、2008年に『愛と優しさの教育学概論』、2009年に『愛することと優しさについて その3』、2010年に『地球の広島、心の長崎』、2011年『らぶそんぐ』という詩集を出し続けるつもりだ。本がきちんと売れ続け、僕の健康が維持できての話だから、あくまでも予定でしかない。死ぬまでに10冊の本を出したい、と思っているが、読者がいてこその10冊なので、皆さんよろしく!