2006年4月

 

某日> 牧野にある吉屋書店の奥様から、子ども出版のKさんが伺った話。兵庫県に住んでいるお孫さんは、幼稚園から帰宅したら、『こどものためにあいうえお』を大事に胸に抱いて、それからそれを読むそうだ。先月の月記で書き忘れていたが、3月30日に女性から読者ハガキが届き、その中にお孫さん(小学1年生くらいだと思います)の可愛い肉筆感想文があった。『正しいことがたくさんかいてたから、いいなとおもいました。はながすごくきれいで、もじも、ひらがなでよみやすくてたからものにしました。』

 

 

某日> FMひらかたの「ひらかたマテリアル」という番組で、毎週水曜日に『こどものためにあいうえお』からの1文を読んでいただくのが始まった。前の1年間は、『愛することと優しさについて』からの詩を読んでいただき、今年はあいうえおだ。感謝。多くの人々に届くことを祈っている。

 

 

某日> 子ども出版のTちゃんと天王寺へ。旭屋書店の天王寺mio店に僕の本を見に行ったのだ。その前に入ったパン屋で、少し話した感じのいい女性に『愛することと優しさについて』をプレゼントした。差し出したら、「なぜですか?」と訊かれてしまった。僕は時々、感じのいい人に遇い、その時本を持っていたら、どうぞ読んでみてください、とプレゼントする。この人に読んでもらいたいなあ、と思うのだ。これからも続けると思うので、僕が本を差し上げたら、笑顔で受け取ってくださいね。

 

 

某日> 腰痛がなかなか良くならないので、毎日使っているデイバッグを30リットルから20リットルの小さい物に替えた。随分楽になった。常に持ち歩くものをぐっと減らしたのだが、今のところ特に困ったことはない。いつか、もしかしたらと考えて、荷物を担ぎすぎていたのだろう。

 

 

某日> デイバッグを小さくしたので、デジカメも小さな物に替えた。キャノンのパワーショットA700。光学ファインダーに情報が出ないから困るが、75点位のデジカメだと思う。道具として使いこなすしかないのだろう。しかし、愛着のわきそうなデジカメが一台もないのは情けない。きっと、スペック先行で、“使う道具”として作られていないからだと思う。

 

 

某日> 4月25日付で『こどものためにあいうえお』の2刷目発行。新聞やラジオで何度か取り上げられたこともあり、6ヶ月足らずでの増刷となった。ただ、購入した人や書店の担当者には評判がすごくいいのに、バンバン売れる、という感じがまったくない。今までにない素的な本なのになあ。とにかく、買ってくださった皆さん、ありがとうございました。いつまでも可愛がってください。

 

 

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