某日> 前夜電話をくださったA新聞の社会部教育担当のK記者が取材として来宅。2時間、インタビューされたり『愛することと優しさについて』と『こどものためにあいうえお』の写真を撮っていただいたりした。「掲載前には連絡します」と言って帰られた。
某日> TVで、久し振りのシンディー・ローパーを見た。かつて、トゥルー・カラーだったと思うが、そのビデオクリップでセクシーさを精一杯出しているのを見て、「マドンナじゃないよ!君は」と思った。その彼女が20年振りくらいに目の前のTVの中に居る。髪をプラチナブロンドにして、多分豊胸手術しただろう部分を揺らしながら、たしかマドンナが着ていたデザインの服(色は忘れたが)を着て歌っている。マドンナにのみ込まれずに、ライバルのままでいたら、どうなっていただろう。ライバルとも思わずに自分の道を真っ直ぐに進んでいたら、彼女はどんな今を迎えたのだろう。彼女に「僕の人生」という詩を読んでほしいなあ、と思った。
某日> 『こどものためにあいうえお』が出来上がってきた。可愛い本だ。ホームページにあいさつ文を書いたが、『愛することと優しさについて』が問題解決篇だとしたら、こちらは基本篇だ。素晴らしいセット本だと思う。自画自賛!
某日> 『こどものためにあいうえお』の花の写真を撮らせていただいたお宅へ、出来上がった本を差し上げに回った。花をいただいたり、激励の言葉をちょうだいした。
某日> 昼に、女性から電話があった。「今月初めに17歳の長女が自殺。その娘が最後に読んでいた本が『愛することと優しさについて』でした。手記にも、その詩集のことが書いてありました。書かれた方が枚方に住んでおられ、自分と同じ市なので一度お話したかったのです」と。12月にお会いする約束をした。